『論語』
たまたま本屋に行ったとき、中高時代にその存在は知っているけど“学校のテスト”が終わってもずっと気になっていた古典をいくつか購入した。
『歎異抄』唯円?(諸説あり)
『方丈記』鴨長明
『学問のすすめ』福沢諭吉
『徒然草』吉田兼好(正しくは、卜部兼好(うらべ かねよし))
『論語』?
『論語』は、2,500年以上前に孔子の話したことをその弟子がまとめ書かれたものだが、政治を志す弟子に教えた内容であるにも関わらず、一般社会生活で現在でもそのまま通用すると思える内容が多く、この先ずっと繰り返して読み続けたい本となった。
日本語訳は人によって少し異なるものがあるので、3人のものを比較しながら読んだ。最も自分に“しっくり”くる訳は文によってさまざまではあったが、総じて、井波律子氏の訳が自分には合うと感じた。
前職時代に知り合った数人の中国人の皆様は、仕事ができて優秀な方が多く、『論語』の内容もしっかり勉強して身につけて行動されていたのかな、とも改めて思った。今年は日中国交正常化50周年。しかしその関係性は必ずして良好とは言えない。日本は中国とは隣国であり、昔は日本が教えてもらうことが多かった間柄。今でも最先端技術の多くは中国のほうが進んでいると思う。本来であれば関係性をより深めて双方が発展する方向でお付き合いしていかねばならないはずだが、どうしたものだろうか。