新型コロナワクチンの効果(イスラエル)
FT Feb 7, 2021 3面に、世界最速で新型コロナワクチン接種が進んでいるイスラエルでの効果事例が出ていた。
先週までに国民の57%のPfizer社製ワクチンの接種が終わっており、特に60歳以上の高齢者は8割が少なくとも1回目の接種済とのこと。同国の60歳以上の入院患者数は1月中旬比で▲34%、また、一日の人口当たり新規感染者数は0歳~59歳まで層と比較してと▲46%減少。さらに、2回目接種の人からは416,900人中254人(0.06%)の新規感染者数しか出ていないらしい。
最短で今月から始まると言われている日本の接種でも同じ効果が期待できるかは分からないが、日本にとってはいい情報と思える。しかし、昨日日曜のニュースや今日の日本の朝刊では筆者が見ている範囲では報じられていなかったのが残念に思った。同様なことが過去にもあったので、筆者は日本のメディアに疑念を感じ、より正しい(だろう)情報に早く接することができるようにと、米国とUKの経済金融誌の朝刊も購読するようになった。