FP:米国不動産ローン(不動産)

The Wall Street Journal Dec 11,2020によりますと、米国の不動産向け年間貸出額が9月末までで、過去最高の貸出額(2003年$3.7tn)に迫る勢いで増えている($2.8tn)とのこと。筆者の2020/11/13のコラム記事で米国の高額住宅需要が増えている旨をお伝えしたが、それに沿った貸付額の増加の記事で、パッと見た瞬間「そうだよな」と思った。

しかし、さらに記事を読み進めると「おやっ」と思える内容が書かれていた。それは、住宅ローンの借換えが貸出額の約3分の2を占めるとのことであった。記事に掲載されていた1990年からの米国30年物住宅ローン金利推移のグラフを見ると、過去最大の貸出額が記録された2003年時の金利は、約7%から5.2%へと下落傾向で推移していた年だった。

新聞、Web等の記事を見る際には、自分の先入観で早合点して理解しがちであることが、この記事を通じてはっきりと認識できた。多くの記事を斜め読みする筆者のような日常を過ごしている方は、注意しないと内容が少しずれた理解になってしまわないよう注意する必要があるかもしれない。