コロナ禍の消費の変化(アルコール)

WSJ Feb 1,2021によれば、米国のアルコール市場で蒸留酒、特に高級品の売上が伸びているとのこと。旅行、コンサート、ライブのスポーツ観戦に支出できない現在の環境下で、バー等の飲食店の閉店にも関わらず、いわゆる“家飲み”の増加により、蒸留酒の売上高が前年比7.7%と、ここ40年間で最も高い伸びらしい。

アルコール飲料全体の販売量も前年比3%伸び、バーボン等のアメリカンウイスキーが8.2%、高級ブランデーのコニャックが21%であった一方、シングルモルトスコッチウイスキーはEUからの輸入品に対する高関税が影響し▲2.1%だった模様。

アルコール飲料メーカーにとって、高級蒸留酒は最も利益率のよい製品との説明があったので、2014年5月に米国ビーム社を買収したサントリーの業績を確認したところ、2020年通期の業績はホームページ上ではまだ開示されておらず、また、2019年までのセグメント別情報にも、酒類という大括りでしか業績開示されていなかった。

ただ、開示されていた2020年12月期の中間決算では売上高・営業利益ともにマイナスだったものの、その減少幅は営業利益のほうが小さかった(減少割合が少なかった)ため、米国での蒸留酒の販売増の影響かもしれないと感じた。通期の業績発表でも確認してみようと思う。