米国不動産市場

WSJ Jan 22,2021によると、米国内の不動産流通在庫が少なくなり、取引価格が上がっているとのこと。20年以上同じ家に住んでいる人の割合が15年前が8.6%だったのが、昨年は25.1%まで上昇し、平均的な同じ家の居住期間は、2010年との比較で約4年延びて13年間になったようだ。

2020/11/16付のコラムで米国での住宅取引単価が上昇したこと、また2020/12/16付のコラムでは、米国不動産ローン貸出額が過去最高まで伸びたことに触れたが、今回の記事は、上記の関連記事と整合した内容だ。

WSJ別冊の“Mansion”には、前大統領の娘Ivanca夫妻の家が約33億円で売り出されたと建物と本人の写真付きで報道されていたが、金額が桁違いだなと感じ、SUUMOで検索したが、日本では同程度価格の戸建て売り出し物件はなく、最高でも1.5億円の土地だった。一棟売りの貸ビルも調べたが詳細情報は会員登録者だけにしか公開されていない。今の不動産市況を捉えて今売ることが有利と考えたのか、大統領交代と関係あるのか、などと想像してしまった。

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