電気自動車

FT Jan 18,2021の1面に、2020年のUKにおける自動車の駆動種類別登録状況(前年比)がグラフになって出ていました。バッテリー +186%(約3倍弱)、プラグインハイブリッド +91%(約2倍弱)、ハイブリッド +12%、ガソリン 約▲40%、ディーゼル 約▲50% と、電力駆動車だけが対前年比で伸びているということです。登録台数の情報がありませんが、確実に自動車の脱化石燃料化が進んでいるようです。

菅首相が2020年10月に、日本は2050年までにカーボンニュートラルを実現すると宣言して以来、国内のいろいろな業界で検討がされていると思いますが、自動車だけに関してはUKは2030年までにガソリン車・ディーゼル車の新車販売を、また2035年にはハイブリッド車も禁止に、中国でも2035年までに、USの中でも女性の取締役会への参加義務を義務付け等の先端的な法規制を推進するカリフォルニア州では2035年にガソリン車の新車販売を禁止すること等が決められています。

昨日日曜の日経朝刊1面には、コロナ禍で世界の炭素排出量が一旦減ったが、増加傾向は続く見通しと書かれていました。また、先週金曜のWSJ3面には2020年は観測史上、最も海水面温が高かった年だったともありました。前回のコラムに書いたように日本では脱炭素で安価な天然ガスに切り替えてきた火力発電を重油で稼働させることも模索しており、最優先課題である感染症対策、経済再生、そして中長期課題である脱炭素とのバランスが難しい中、今週から米国の次期政権が始まります。選挙中から前政権とは逆の環境を重視する政策を主張していたバイデン氏のかじ取りに注目していこうと思います。

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