新型コロナワクチン

Financial Times11/13金によれば、ロシア国営企業が開発した新型コロナワクチン「Sputnik Ⅴ」が、ハンガリーに供給されることになったそうです。最近話題になったワクチンは米Pfizerと独BioNTechが開発したものでしたが、EU27ケ国の構成国であるハンガリーが、同じEUの盟主ドイツで開発されたワクチン以外からも調達する、ということです。

個人的な意見としては、一般人に手の届くような価格で公平に入手でき、接種した人に期待した効果があるならば、どこの製品であってもいいのではないかとは思っていますが、国や地域によって感染者に占める死亡者数の割合が異なることが明らかになっているため、できるだけ自分に近い国の製品がより安心して使える気がします。筆者は日本人なので、日本製が一番いいのですが、残念ながらどれもまだ開発中。オリンピック開催を控えている国としては、早く”敵”を抑え込む必要があるからでしょうか、アメリカ製が間もなく大量に輸入されるようです。実際に接種可能になっても、自分はどうするか分かりません。

「Sputnik Ⅴ」を開発したロシア企業は、過去にEvolaワクチンを開発した実績を持ち、また、Sputnik Ⅴは92%で効果があったと書いてありました。ちなみに「Sputnik」という名前は、東西冷戦時代の旧ソ連の人工衛星の名前。医薬品を使って政治的な駆け引きに使われないことを祈るばかりです。

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株式会社ランアクセル
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